『彼女は安楽死を選んだ』日本には安楽死制度を設けるべきか

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初めに

最近になって、選択の自由という観点から、死に方を選ぶという終活という言葉を聞くようになった。しかし、まだ日本では安楽死は認められていない。

この安楽死という選択をとった1人の女性について取り上げた2019年に放送されたNHKスペシャルの「彼女は安楽死を選んだ」を紹介させていただきます。

NHKスペシャルのURL
NHKスペシャル 彼女は安楽死を選んだ
2018年、一人の日本人女性が、スイスで安楽死を行った。女性は重い神経難病を患い、自分らしさを保った・・・

要約

安楽死とは

2018年一人の女性小島ミナさんがスイスで安楽死を選んだ。安楽死は人的な方法によって寿命を迎えさせるという方法であり、日本では認められていない。このような、安楽死のような意図的に死をもたらすことを積極的安楽死といい、延命治療を行わないことを消極的安楽死という。この、消極的安楽死は日本でも認められている。

そして、多くの国が積極的安楽死が認められてきている。その中でも、スイスでは安楽死が認められており、海外からの患者を受け入れている

消極的安楽死は、・延命治療を行わないもの。・日本でも認められている。積極的安楽死は、・意図的に寿命を迎えさせる。・日本では認められていない・スイスは海外からの受け入れを行っている。

多系統萎縮症とは

彼女は多系統萎縮症を患っていた。この病気は、体の機能が失われていき、人工呼吸器が必要となってくる。そして、その原因はいまだにあまりわかっていない。ミナさんは全身に激しい痛みを襲うため、麻酔を打っていた。

ブログの中では、スプーンをおとりたり、何もない道で転んだり、体の一部が動かなくなっていくことが書かれている。また、精神的な点でも、姉の前で四つん這いになっている姿を見て、姉の顔を見ることができなかったと綴っている。

安楽死のとらえ方

女性とともに安楽死と向き合ったのは彼女の姉妹であった。そして、安楽死とは正しい選択なのかということに悩んでいた。

対して、ミナさんは死を選ぶことはどうやって生きるかを選択するということと同じことだと安楽死を前向きにとらえている。ミナさんの場合は、人工呼吸器をつけている人たちを見たことをきっかけに姉たちにありがとうの一言も言えなくなることから、自殺を試みようとするが、体に力が入らず未遂に終わる。つまり、死を選ぶことができないのだ。

しかし、同じ多系統萎縮症の患者の中にも延命しようとする人もいる。それは、家族がその姿があるだけでもいいと、その患者の生存を望んでいるためである。安楽死は個人の問題だけではなく、残された家族にも深い傷を負うことになる。

安楽死を選ぶこと・尊厳を守ることができる。・家族にとっての負担。安楽死を選ばないこと・苦痛を伴う可能性がある。・家族にとっては良い選択。

 

日本で積極的安楽死を行うべきか

スイスの医者はミナさんが訪れた際、「日本に安楽死の制度があれば、こんなに早く安楽死を選ぶ必要はなかった。」と述べている。なぜなら、スイスへの長距離移動は病状が悪化すると不可能になるためである。また、日本では安楽死が認められていないため、遺体を日本に持ち帰ることはできない。

そういった点では、安楽死の制度は必要であると考えられる。

日本で安楽死制度を設ける理由・安楽死を選ぶ時間を延ばすことができる。・遺体を日本で埋葬できる。

安楽死への反応


無理やり生かすことは患者にとっても負担になるため、苦痛を伴って生きるよりは安楽死を進めることには賛成する。


まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

これを読んで少しでも終活について考える機会になったらと思います。また、日本での安楽死制度についても考える機会になったのではないでしょうか。人間は死について考えることをタブー視してしまいがちですが、目をそらさずに考えることは大切だと思います。


 

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