『足りない医療用具を生産せよ!~コロナ崩壊を防ぐ人たち~』影から日本の医療を守る人達

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初めに

アメリカやイタリアを含む西洋では、新型コロナウイルスが原因で実質的な医療崩壊が起きている。原因は様々で、イタリアの場合は、最前線の医師が足りないことによる医者の労働環境の悪化であるといわれている。アメリカのニューヨークの場合でも医療を受けることができずに、在宅死する人が続出している。

 

そういった中で、日本は島国であることによる資源の枯渇、つまり医療用品の量が足りていないことによる医療崩壊が起こる可能性があるといわれている。そのような医療崩壊が起きないように様々な人が働きかけている。

 

そのような様子を6月2日のガイアの夜明けで放送された「足りない医療用具を生産せよ!~コロナ崩壊を防ぐ人たち~」を使って紹介する。


医療用品の説明

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58066140V10C20A4EAF000/

上記の画像は当面不足するとされる医療用品である。それぞれの医療用品の使用用途について触れていきたいと思う。

サージカルマスク

「サージカルマスク」装着したヒトから排出されるに生物を含む粒子が大気中に広がるのを防ぐ目的で使用される。

N95マスク

「N95マスク」は微生物を含む外気から、ヒトを守るために使用される。

防護服

「防護服」は、危険有害性から身体を防護するために使用する服で、化学防護服、バイオハザード対策用防護服、熱と火炎に対する防護服などがある。ここではバイオハザード対策用防護服を指す。

ガウン

「ガウン」は医療現場において血液や体液といった湿性生体物質が医療従事者の衣服や皮膚に飛散や接触する可能性がある場合に着用する。

フェイスシールド

「フェイスシールド」眼部に加えて、同時に鼻腔、口腔粘膜を同時に防護し、あるいは側頭面への跳ね返りや飛び散りを減少させます。


要約

医療用具の現状

新型コロナウイルスの影響で、医療用ガウンや医療用マスクが不足している。そのため、医療用ガウンはゴミ袋で作ったものにテープを止めて菌が入ってくるのを防いでいる。医療用マスクは、キッチンペーパーで作ったマスクを上からつけることにより何度も使う。このような環境で、看護師は働いている。

医療用品を世界各国から輸入・販売している会社によると、医療用ガウンやマスクを取り扱っているが、ほとんどが取り扱い停止中である。受注の際に2週間は素材がないため生産できないという。つまり、1か月以上の間届くことはない。いま世界中で、医療用品の値段は5倍近くになっているという。

多くの医療用具は外国から輸入したものであるという。菌が顔に飛んでくるのを防ぐサージカルマスクは80%は中国からの輸入である。また、防護服やガウンは中国やベトナム、インドネシアからの輸入品である。

医療崩壊を防ぐために医療用品の生産が必要である。

医療用品の不足の原因・ほとんどを外国からの輸入に頼っている。・生産元が素材がなく生産することができない。・値段が通常の5倍近くになっている。

 

日本での医療用品の生産

群馬県内の給食センターは学校の休校に伴い休業中であるが、普段給食を作っている調理師たちはゴミ袋で作った医療用のガウンを作る作業に追われている。現在それが地域の医療機関で使われている。

安倍総理は医療用品不足のため、「”オールジャパン”でできることは全てやっていく」と述べている。つまり、国内で医療用品を生産しようということである。

ガウン

そこで、名乗りを上げたのはヴィレイの社長である谷栄希さんである。彼は、6月末までに10万枚の医療用ガウンを生産するという。生産方法は、ヴァレイが裁断した記事を全国にいるフリーランスの縫製職人がガウンを作るといった方法である。ある縫製職人の方はガウンを一着縫うのに慣れれば20分で縫えるという。

ヴァレイだけでなく、多くの人たちがガウンを作るために協力をしている。谷さんはANAのボランティアがガウンの生産を行っているように仕掛けた。また、ガウンを作るための素材が足りないという。そのため、大手繊維メーカーのユニチカの工場では、ゴールデンウィークを返上して、ガウンの素材を生産していた。

国内でのガウンの生産・日本国内のフリーランスに受注。・ボランティアの活用。

 

フェイスシールド

このフェイスシールドは医療現場だけではなく、飲食業界でも使われ始めたため、需要が増している。これをヤマハやトヨタ、バンダイといった医療用品に関係ない様々な企業が生産をおこなっている。

自動車の部品を作る会社では、最近導入した3Dプリンターを使用して、フェイスシールドのフレームを生産している。それに、文房具のクリアファイルをかぶせることで、フェイスシールドとして使うことができる。これは大阪大学の中島清一教授である。彼は、新興国のために安い医療用品を開発している。

国内でのフェイスシールドの生産・様々な企業の生産体制。・日常用品を使った生産。・低価格での製造の確立。

 

今後の医療用品

医師たちによると医療用品は自然に湧いてくるものではなく、作る必要がある。そのため、このような状況に対応するためにも、医療用品は最低でも2か月分の備蓄が必要であると言う。そうしなければ、医療用品が足りないことによる医療崩壊が起こる可能性がある。

また、医療用品の多くを海外からの輸入に頼っているため、日本での生産体制の確立が必要となってくる。加えて、再利用できる医療用品も必要である。例えば、1つの医療用品を5回使えば、医療用品5個分に等しい。

今後の医療用品の不足への対策・最低2か月分の医療品の備蓄。・再利用できるものの作成。

 


まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

日本ではこういった新型コロナウイルスによる医療崩壊が起こらないように取り組んでいる様々な人たちがいる。このような人たちがいることによって、私たちは普通に医療機関を使うことができる。そういった一面は、あまり知らされないことだと思う。


 

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