『コロナで学びを止めるな!~休校でわかったニッポンの現実~』オンライン授業で生まれた教育格差

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初めに

小中高校では現在普通に授業が行われている。しかし、それまでではオンライン授業や自宅学習が主に行われていた。しかし、それはほかの国に比べると対応が遅くなっていた。

そのオンライン授業の対応の仕方やほかの国のオンライン授業について触れている「コロナで学びを止めるな!~休校でわかったニッホンの現実~」で見ていきたいと思う。


要約

日本のオンライン授業の現状

新型コロナウイルスの感染を防ぐため、全国のすべての学校が休校となった。5月時点では子供たちが学校に行っていないという状況が2か月以上続いていたため、この休校によって家庭で変化が起きた。

ある家庭では自分たちで自主的に勉強の時間割を組んで勉学に取り組んでいた。しかし、毎日自分たちを律して、勉強を続けることは困難だと言える。また、学校からはマスクやゴーヤを育てる土と種、先生が作った教材などが届いていた。その課題の数は大量のものであった。ある家庭の親は「教材だけもらうのは不安である。オンライン授業を行ってくれると安心する。」と述べている。

日本のオンライン授業の問題点

日本でも4月下旬から義務教育でオンライン授業を行うという学校も存在した。しかし、オンライン授業を行うことができた学校は日本では5%しか存在しない。その背景としては、日本の学校にはWiFi環境が整っていない。その中でも桜堤中学では、週1回オンラインで動画を配信するということを行っていた。

義務教育だけでなく大学でも、オンライン授業が必要とされている。大学の授業ではたくさんの人が集まる授業が多いため、密な状態になる。しかし、相互のコミュニケーションも必要とされていると述べる。そのため、大学でのオンライン授業という新しい形を模索しているという状況である。また、問題はいくつかあって、一気に大学の生徒が動画を見ることによって、大学のサーバーが落ちてしまうという現状にある。そのため、相互のコミュニケーションが少ない授業は動画によるものになるという。

日本でのオンライン授業の現状・Wi-Fi環境が整っていないため困難。・教師の知識が足りない。・サーバーなどの専用器具の欠如。

 

アメリカのオンライン授業

アメリカの家庭では、3月6日に休校となり、その週にオンライン授業が始まって番組放送時には5週目だという。なぜ日本の小中高ではオンライン授業が行われることがないのか。OECDによると教室でのデジタル機器の使用が多い国で日本は最下位であった。また、高齢の先生はデジタル機器に慣れていないという現状もある。

アメリカのニューヨークの公立学校では、オンライン授業がおこなわれていた。あるアメリカの教師は、「紙の教科書は使っていない。デジタルで普通の授業と同様にでき、動画や画像を使うこともできる。」と述べている。その背景にはアメリカの著作権法では、授業では著作権の制約はないというものがある。

ニューヨークの学校では給食を休校にした後も途絶えさせることはしていない。これを学校の前に置き、だれでも必要な分を持っていくことができる。

アメリカでオンライン授業が始まったのは、10年前のオバマ政権の時である。これは、教育の格差をなくし、経済効果を高めるためとしている。また、今年から始まったプログラミングもその時に始められたという。

アメリカのオンライン授業の対応・早急なオンライン授業への対応。・オンラインコンテンツの法律の整備。・日常的なオンライン授業の活用。

 

中国のオンライン授業

中国では新型コロナウイルスが収束しており、街並みがいつもの風景となっている。しかし、中国は2月17日に小中高校が休校になり、その2週間後にオンライン授業がはじめられた。オンライン授業は普通の授業と変わらず、むしろ通学の時間が無くなり勉強時間が増えているという。

中国のオンライン授業のベンチャー企業で、業界トップシェアであり、昼休みの間でも約40万人の生徒が接続して、上海の8割の学校が使用している。もともとは、学校と家庭をつなぐものであったが、コロナの影響でアプリを2週間で開発したという。AIが学校の宿題を添削しているという。また、古い端末を使用しても問題になくアプリを使うことができる。

中国のオンライン授業の対応・アプリの早急な開発。・オンライン授業への早期切り替え。

 


オンライン授業の声

課題の多さ


課題の量が普通の授業より増えているという。その背景としては、オンライン授業の質の低さを 課題の量で補おうということであると思われる。それにより生徒の負担は増えている。

メンタル面


このように、オンライン授業では友達のコミュニケーションを行うことができず、1人で抱え込んでしまうことになる現状にある。そうしたことで、病んでしまう人もいるようである。
そのうえ、新入生の生徒にとってはなおさら友達は少ないだろうから、より負担になっている現状にあるように感じた。

環境の悪さ

音質が悪くて先生の声が聞こえないという問題やミュートを忘れている生徒がいることによって授業が中断するという問題がTwitter上で見られた。また、パソコンをずっと見ているため、目の疲れや肩こりに悩んでいる人も見られた。


まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

オンライン授業が行われたのは日本で約5%で、行われなかった学校との教育格差が生まれている。また、親のICTを使っている生徒に限っては、日中に勉強することができないという現状にあったという。

そのため、日本でもデジタル機器を用いた授業を行うことによって、このような状況に対応できるようにするとともに、グローバル時代に対応するためにも、ICTに触れる機会を増やす必要があると思った。


 

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