『見えない”貧困”~未来を奪われる子どもたち』クラスの中ある貧困

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初めに

貧困といえば、アフリカといった海外のことのように感じるかもしれない。しかし、現在の日本にも貧困が存在している。

このような事実を「見えない”貧困”~未来を奪われる子どもたち」で見ていきたいと思う。


要約

子どもの貧困の実態

一見どこにでもいる生徒でも、教師たちに見えない貧困の実態が見えてきた。半数の高校生がアルバイトをしている理由を生活費を稼ぐためと答えた。子供の6人に1人はその国の平均より低い生活をおくっている相対的貧困に陥っている。

相対的貧困は平均年収にすると一人暮らしだと122万円、家族だと244万円未満で生活している人のことを指す。家族の場合だと、月給20万円みまんになり、ぎりぎりいきていけそうにみえる。

ある高校二年生の女性は非正規の母親の収入を補うために、バイトの掛け持ちをしている。そのため、彼女は平日4時間、休日8時間働いている。彼女は「ちゃんと自分で稼いで、少しでもお母さんが楽になればいい」と述べている。

 

子どもたちの貧困・6人に1人は貧困。・家庭で244万円未満で生活している子供は貧困である。

貧困によって奪われているもの

子どもの6人に1人が貧困に陥っていると言われているが、どのような状況にあるのかは明らかになっていない。2017年にそういった見えないものを可視化しようという働きが、60の自治体で行われた。その中でも最も大きい調査が行われているのが、大阪である。

そこで、経済状況が普通の家庭と比べて、貧困の子供は何が奪われているのかという剥奪指標を調査した。

勉学

ある中学生の男性は、制服を買うことができず、姉のおさがりを使っていたという。また、サッカーで壊れた靴も買うことができないのでそのまま履いているという。

また、本が買ってもらえないという貧困の家庭は30%近くであり、通常の収入の家庭に比べて高い数字であった。習い事や塾などに行けない家庭は30%以上あり、ごく普通のことができない子供たちがいる。

 

スマートフォン・電子機器

スマートフォンの普及は貧困の家庭のほうが浸透していた。その原因としては、親がほとんど家にいないため、子供の安全を確認するために必要であるという。ほかにも子供のコミュニケーションに必要なゲーム機やテレビがないという家庭は貧困でも少なかった。

 

コミュニケーションの欠如

貧困によって剥奪されているものとして、ものだけでなく人とのつながりも挙げられる。貧困の家庭において、学校から家に帰っても親がいないという貧困の家庭は50%であった。また、家族旅行も46%の家庭が行っていないことがわかった。

 

貧困の精神的問題

ものや経験の欠如によって、自己肯定感を失わせているという。例えば、区が支援の必要があるとした家庭の子供は「頑張れば報われると思うか?」という質問に関して23.7%がそう思わないと答えた。また、「自分には価値があると思うか?」については自半数がいい絵と答えた。

貧困の家庭では、忙しい両親に遠慮して、自分のしたいことや言いたいことを我慢していしまうことがあるという。ある小学生は親が忙しいということが生活で伝わってくるという。

 

剥奪指標(子供たちが貧困によって奪われているもの)・部活動や塾といった教育の機会は奪われている。・スマートフォンは貧困の家庭に普及している。・コミュニケーションが欠落している。

 


子どもの貧困対策

あすのば

子どもの貧困対策法成立から満2年を迎えた6月19日に、子どもの貧困対策センター「あすのば」は設立・誕生した。あすのばは、「明日の場」であるとともに「US(私たち)」と「NOVA(新しい・新星)」という意味もある。子どもたちが「ひとりぼっちじゃない」と感じてほしいという「私たち」と一緒だよという願う。そして、多くの人に子どもの貧困問題が他人事ではなく自分事に感じてほしいという「私たち」でもある。みんながつどう「場」であってほしいですし、すべての子どもたちが明日に希望を持って、輝く新星のような人生を送ってほしいという願いも込められている。

調査や研究をおこなうことによって政府に政策提言を行ったり、子供を支える組織や人を支える中間支援、子供たちへの直接支援をおこっている。

子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば
子どもの貧困対策法成立から満2年を迎えた6月19日に、子どもの貧困対策センター「あすのば」は設立・誕生しました。『調査提言』『中間支援』『直接支援』を活動の三本柱として、活動に取り組んでいます。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

子どもの貧困というのは今まで明らかにされていなかったということから、世間的にも浸透していないものであるように思われます。学生のパパ活といったものはこういった貧困の家庭の子が効率よく働くために流行していることなのかもしれないですね。
こういった現実があるならば政府は早急な対策をしなければならないのかもしれないです。


 

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