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初めに
6月19日より日本版接触アプリがリリースされている。このアプリには現在様々な問題が山積みである。
ほかの国の導入例をもとにその問題について触れていきたい。
接触確認アプリ
日本版接触確認アプリ「COCOA」
新型コロナウイルスによって、劇的に世界が変わった。その一つとしては、個人データの活用かもしれない。6月19日休業要請が解除され、感染者との接触を確認することができるというアプリがリリースされた。新型コロナウイルス確認アプリの名前は「COCOA」と言い、感染者との接触履歴をスマホを通して、確認することができる。
システムとしては、近くにいた人とその時間がBluetoothを通して、匿名で残ることとなる。新型コロナウイルスの陽性反応があった人は国からの処理番号をアプリに入れると今まで接触した人に通知がいくことになる。通知が来た人は要請があった人と濃厚接触していたことがわかる。しかし、誰が感染していたかはわからない。
専門家によると、国民の6割がそのアプリを入れていないと機能はしないとされている。6割普及しているアプリは現在日本ではLINEくらいであると言われている。現在、日本でもアプリの普及はあまりしていない。
中国の接触確認アプリ
中国ではオフィスビルやショッピングセンターに入るためには中国政府の健康照明アプリを提示する必要がある。そのアプリで移動履歴などから感染リスクを自動的に判別する。通常の健康であれば、緑で表示されるが、感染の危険がある場合は赤色に表示される。
しかし、このような監視社会はユヴァル・ノア・ハラリ氏によると「今回の感染症の大流行は監視社会の歴史における重大な分岐点となるかもしれない」という。
オーストラリアの接触確認アプリ
オーストラリアでは4月からアプリを導入しているが、登録している人は人口2500万人のうち650万人ほどであるとしている。その理由としてはアプリのプライバシー保護の問題である。
オーストラリアのアプリでは検体電話の番号、郵便番号などの個人情報の入力が必要である。感染が確認された場合、だれと接触したかを公開する必要がある。
「COCOA」の反応
本日のライブですが、入場時に問診票とCOCOAインストールの手続きをお願い致します。
入場時の混雑やスムーズな入場のために事前のご入力にご協力お願い致します。 pic.twitter.com/50Qh6abzJO
— WONDER SNAKE (@WONDERSNAKE___) June 26, 2020
ライブを行う際に接触確認アプリの導入を促すことは、感染を未然に防ぐためには非常に良い方法である。ほかにも、店に入る前にはCOCOAの導入を促すといった方法も考えられるかもしれない。
COCOAの「コ」の字も入ってねえww
って書こうとしたら「コ」と「ア」制覇してた件( )。 pic.twitter.com/j2fM7JeAmX
— 有痛 (@MrBrother0112) June 26, 2020
日本版接触確認アプリにはCOCOAという文字が乗っていないそうな…
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
日本版のアプリには個人情報の保護やアプリの普及といった問題が山積みである。そして、これから日本版の接触アプリ「COCOA」の影響によって、感染者が減るかどうか結果に期待である。