【京都安楽死事件】死ぬ権利がない日本の制度

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初めに

日本には現在法律によって安楽死が認められていない。しかし、死ぬことができないことによって苦しむ人が一定数いることも確かである。

 

今回はALSに発病によって、嘱託殺人が起きた事件についてみていきたい。


ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは

ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは

ALSとは筋萎縮性側索硬化症のことで、この病気は、体の機能が失われていき、最終的には呼吸する機能まで失われるため、人工呼吸器が必要となる。この病気の原因はいまだにあまり理解されていない。

 

また、この病気にかかると、全身に激しい痛みが襲い、麻酔を打って生活する必要性がある。そのため、体が動くうちに自殺を図ろうとする人は多い。

安楽死について

安楽死は人的な方法によって寿命を迎えさせるという方法であり、日本では認められていない。このような、安楽死のような意図的に死をもたらすことを積極的安楽死といい、延命治療を行わないことを消極的安楽死という。この、消極的安楽死は日本でも認められている。

 

そして、多くの国が積極的安楽死が認められてきている。その中でも、スイスでは安楽死が認められており、海外からの患者を受け入れている

 

『彼女は安楽死を選んだ』日本には安楽死制度を設けるべきか
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消極的安楽死は、・延命治療を行わないもの。・日本でも認められている。積極的安楽死は、・意図的に寿命を迎えさせる。・日本では認められていない・スイスは海外からの受け入れを行っている。

京都安楽死事件

京都安楽死事件の概要

全身の筋肉が動かなくなっていく神経症筋萎縮性側索硬化症を発症した京都市の女性(51)が、医師2人から薬物を投与され殺害された。京都府計捜査1課などは23にち、いずれの意思も被害者の同意のもと殺害する嘱託殺人の疑いで逮捕した。

 

関係者によると、亡くなった女性は40代であった2011年ごろにALSを発症し、死亡する直前は発言や手足を動かすことはできない状況であった。1日24時間、ヘルパーkら生活全般のケアを受けながら暮らしていた。

生前の女性の言葉

安楽死した女性は「早く終わらせてしまいたい」「話し合いで死ぬ権利を認めてもらいたい。疲れ果てました」などと周囲に漏らしていた。一方で「治る希望を持ってほしい」と他の難病患者にメッセージを送っていた。

 

ALSは全身の運動神経が機能しなくなっていく神経難病。息をする力も衰えるが、人工呼吸器とともに10年以上暮らす人もいる。約7割の患者は人工呼吸器を付けずに亡くなるとされる。終末期医療や安楽死が議論されるたび、ALSが取りざたされる。


ALSのための技術

現代のBMI研究

BMI研究には大きく分けて2種類がある。その一つが、骨髄損傷や筋萎縮性側索硬化症など有効な治療法が確立されていない疾患をもつ四肢麻痺患者を対象として、四肢の運動を介さずにロボットやコンピューターの操作を可能にする「機能代替型BMI」である。「脳波で思いを伝える技術」ではこちらの紹介がされていた。

 

もう一つが脳卒中などで障害された脳機能を回復させるため、BMIの技術を用いて機能を回復させようと利用する「機能回復型BMI」がある。

 

NOUPATHYの役割

萩野さんは脳波を使って意思を伝えるNOUPATHY(脳+テレパシ―)を作成した。このNOUPATHYは脳波計とタブレットがあれば実現する。イメージした音の脳波ごとにそれぞれの意思を洗濯することができる。

 

このNOUPATHYはもともとは自らの意思を伝えることが難しいALS(筋萎縮性側索硬化症)の人が体を動かすことなく意思を伝えるために作られた。彼らは目も見えず、言葉も発せない、体も動かせないという「閉じ込め状態」となってしまう。

 

脳さえ正常に動けば、どんな障害ももろともしない世界が訪れるかもしれない。SF作家の巨匠アーサー・C・クラークは「十分に発達したテクノロジーは魔法と見分けがつかない」という名言を残している。

 

『脳波で思いを伝える技術』脳波を用いた技術が人類を自由に
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まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます。

 

病気が治ることが一番良い解決策なのかもしれないが、現代では治すことができない病気もある。その1つが、ALSである。それによって生きているのがつらいほどの苦痛が伴う場合は、安楽死も一つの選択肢なのではないかと考える。


 

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