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初めに
新型コロナウイルスのニュースが連日放送される中、東京2020オリンピックは来年に差し掛かっている。
現在、東京オリンピックの会場に選ばれている町の現状についてみていきたいと思う。
東京2020サーフィン会場の町
オリンピック会場の現状
千葉県一宮町の「釣ヶ崎海岸」は東京2020のサーフィン会場として選ばれた。この一宮町では世界的なサーフィンの大会を4年連続で開催している。こういった背景から住宅の建設ラッシュが続いていた。
しかし、新型コロナウイルスの影響によって、オリンピックが延期になった。そして、一宮町は県外からサーフィンに来ないでくれという情報発信をしなければならなかった。それによって、サーファーや観光客が減り、飲食店は営むことが難しくなったという。
経営悪化への対策
現代は飲食店の39件がクラウドファンディングを行い当面の営業を補っている。返礼品としては、サーフショップのステッカーを配布しているという。
また、6月には緊急事態宣言が解除されたことによって、サーファーや観光客は戻ってきた。「Go To キャンペーン」によって、7月以降も伸びるとされている。
競技会場の現状
東京オリンピックの開会式まであと1年となった。しかし、メインスタジアムである新東京国立競技場には、雑草が生えている現状にある。カヌースラロームの競技場の水には藻が生えている状況にある。
都の関係者によると維持費がかかるため、会場の運営を停止している状況にあるという。また、耐久性などの問題から観客席などをいったん解体している現状にある。
オリンピック運営について
オリンピック中止もささやかれている中、史上初オリンピックが2021年に延期されることになった。大会組織委員会の記者会見によると、いくつかのフェイズに分けて、来年の春には通常通り、オリンピックに向けての最終の準備がされるとしている。その代わり、東京オリンピック2020の簡素化案が出されている。
具体的には東京オリンピック2020では、1.安心安全な環境の提供を優先、2.延期に伴う費用を最小化する、3.大会を有意義ではあるが簡素化するという3つの方針を表明した。これに国際オリンピック委員会(IOC)も賛同したという。

まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
来年に差し掛かったオリンピックは新型コロナウイルスだけではなく、様々な問題がある。東京2020の成功は、世界的な信用度にも関わることであるため、慎重かつ迅速な対応が求められることである。東京2020が、コロナからの復興を意味するものになればと思う。