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初めに
最近の異常気象が洪水や土砂崩れなどの災害につながることが多い。このような災害から身を守るためにも、あらかじめ集中豪雨、ゲリラ豪雨、台風を知る必要がある。
そのような技術を取り上げている『雲をつかんで気象災害から人々を救う』を見ていきたいと思う。
要約
極端気象と研究
集中豪雨、ゲリラ豪雨、台風など人の命に係わる災害のことを極端気象という。そういった極端気象は積乱雲の活動が活発になってきているときに起こるという。防衛大学の小林文明教授は雲の研究を20年行っている。
こういった極端気象の原因となっている積乱雲の観測は積乱雲の前の積雲から始まるという。そして、晴天の状況からどのように雲がわき始めるのかを知る必要がある。
極端気象を知るための技術
現在ではリモートセンシングという技術を使って遠隔地からレーダーやセンサーを使って観測する技術ができている。この技術を使うことによって、実際の雲とほとんど変わらない3D映像を作り出すことができる。それによって、どこで雨が降るのかを分かることができる。
短時間の天気の予測は天気予報では行うことができない。そのため、短時間予測(ナウキャスト)が必要となってくる。この短時間予測を使うことによって、より正確に天気を予想をすることができる。小林さんはこの技術によって「最終的に普通じゃないことが起きても自分で判断する能力がつく」と述べている。
最近の異常気象
静岡県浜安津氏で今年最高の41.1℃を記録した。都心でも35℃を超える猛暑が続いている。この気温上昇によって懸念されるのが「ゲリラ豪雨」や「雷雨」である。今年は、猛暑が原因で各地でゲリラ豪雨が頻繁に発生している。
最近10年間(2010~19年)の平均年間発生回数(約327回)は、統計期間の最初の10年間(1976~85年)の平均年間発生回数(約226回)と比べて1.4倍だ。また、ウェザーニュースは、今年のゲリラ豪雨の層発生数は去年比で1.4倍であると予想している。

記事③
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
禁煙のゲリラ豪雨の増加といった異常気象がデータとして見ることができる。そういった現状の中で、雲から異常気象を的確に予想することができるようになれば、災害による、被害を予防することができる。