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初めに
例年、サンマの取れる量は減っていっている現状にある。サンマは秋の風物詩であるため、日本人の食事には欠かせないものである。
今年のサンマの初売りでは過去最低の不漁を記録した。そういった現状とその理由を見ていきたいと思う。
サンマが去年の4倍の高値に
サンマの不漁
8月24日、サンマ漁の主力となる棒受け網漁の初売りが北海道で行われた。サンマの値段は1kg1万円を超える高価で取り引きされた。このねだんは去年の4倍以上の値段である。地元の直売所では大きいもので1匹1200円と過去最高の値段で販売される予定である。
値段の高騰の背景には、今年のサンマの不作にある、今年の厚岸港の初水揚げ量は、900キログラムである。この量は去年の24トンに比べると4パーセント未満である。水産庁は、今年の水揚げ量は過去最低だった去年を下回ると予想している。
例年サンマが不漁な理由
サンマのルートの変化
サンマ漁は基本的には太平洋で行われる。日本がサンマ漁を行うことができる場所は限られており、他は外国の公海となっている。最近はサンマのルートが日本よりではなく外国の公海よりになってきている。
その原因としてはサンマは低い水温を好んで移動する。ここ数年は、地球温暖化などの環境問題によって日本周辺の水温は高い。そのため、日本船が漁をすることができる場所からサンマの回避ルートが外れてしまう。
他国の漁
1960年代には日本歯科漁獲していなかった。しかし、近年では中国や韓国、ロシア、台湾でもサンマ漁がおこなわれるようになった。しかし、例年の漁獲量のグラフによると、これらの国が乱獲を行っているわけではないという。
そのため、専門家によると外国船が先に漁を行っているため、サンマの量が減っているわけではないという。むしろ、自然現象による影響が大きいとしている。しかし、このまま量を続けて問題がないわけではない。これ以上の減少がある場合、漁獲量制限などを行う必要があるかもしれない。
サンマの不漁への声

漁獲量制限もせずに捕り尽くしていなくなったサンマ
知恵が無さ過ぎる

1か月前位の釧路での初水揚げも不漁でした。
確か1匹6000円近くで店頭に。
これからの秋に期待したいが、難しそう。
今度の競りでどうなるだろうか。
うなぎよりサンマが高くなるとは。
サンマが獲れないというニュースがここ数日流れてくる。獲れていた魚が獲れなくなった環境の変化や、その原因を探って問題視することは必要だと思うけど、サンマが食べられない事を殊更に問題視しなくてもいいんじゃないか。日本人に秋の味覚を提供するためにサンマが存在している訳でもあるまいし。
— そんゆか (@songyuka_) August 24, 2020
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
サンマの漁獲量の減少には環境の変化が大きな影響がある。また、多国の漁獲量の拡大にも影響がある。そのため、漁獲量制限を考えなければならないかもしれない。